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2008.12.10

今年の百冊目

 今年の百冊目は、ちくま学芸文庫の『正史三国志6 呉書I』だった。
 買ったのはずいぶん前だけど、拾い読みしかしていなかった本。
 いや、今回も読む順番めちゃくちゃだったのだけど、一通り全部読み通せた。

 実は士燮の伝を目当てに読み始めたのだが、士燮伝が入っているのは「劉繇太史慈士燮伝第四」
 孫策の侵攻をうけて支配地を失った劉繇、その劉繇の配下(と言うより客将か?)から孫策に降伏し、後に対劉表の国境地帯をまかされた太史慈、そして最南端の辺境で半ば独立勢力に近かった士燮。
 こうしてみると、演義以来「典型的な武人」のイメージが強い太史慈は、正史ではむしろ「優秀な地方統治者」枠で見られていたように思える。
 創作では暗愚なイメージの強い劉繇が、意外に高評価だったりするのも面白い。

 さて、今年中にあと何冊読めるやら。

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