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2005.01.31

山梨に「キ」の神あり

 昨年末、ネットで調べ物をしているうちに「キ神巡礼記」という同人誌の存在を知る。
 三皇五帝の行きがかり上とは言え、こんなページをつくっている以上、これは読まないわけにはいかない……と言うわけで取り寄せて一通り通読。

 面白いのはもう当然。一方で自分の未熟を思い知らされました。
 特に、黒塚ニコ。さんの「キの研究 ~中国編~」は、自分のページ書く前に読まなくて良かった。
 これ読んでたら、とてもじゃないけどえらそうにキの解説なんて書けません。

 これは何度も読み返す本になりそう。

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2005.01.09

「目が縦」なオオカミ

 新年早々弔いの詞で申し訳ないが、『楚辞』招魂に、

   豺狼従目にして、往来侁侁たり
  (さいろうじゅうもくにして、おうらいしんしんたり)

 という一節がある。
 この部分の翻訳だが、目加田 誠訳(中国古典文学大系版)では
「縦に目のある豺狼どもが おおぜい行ったりきたりして」
 星川清孝訳(新書漢文大系版)だと
「山犬や狼は目がつり上がっていて、往ったり来たりしてさわいでいる」
 となっている。

 ただ、どちらも三星堆の縦目仮面がが発見される前の訳なので、あのインパクトのある「縦目」は当然考慮されていない。

 あの仮面を見ちゃうと、「豺狼従目にして」ってのは
「山犬や狼が大きく目をむいて
 くらいの意味になるんだろうな。

 ……余談だが、あの縦目仮面を見て最初に思ったのが
  「まるっきりトニーたけざきの世界」
 だったことも、ここに記しておこう。

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2005.01.07

開拓民の村を背景に

 一冊まとめて感想書こうとすると時間も気合いも必要なので、今年はもうちょっと小ネタ単位で感想書いてみよう。
 籾山 明『漢帝国と辺境社会』、漢帝国のフロンティアとしての西域で暮らした人たちの様子が、ほんのちょっとだが垣間見えて良かった。
 部隊長クラスや書記たちは地元から採用されるのが原則なので、勤務先の烽燧(監視塔のある小さな砦)近くに家族の住む家を持っていたのはまだ想像できたのだが、帝国各地から徴用されて送り込まれた兵卒たちまで妻子と一緒に暮らしていたのはかなり意外だった。
 奥さんを故郷から連れてきたのか、現地で結婚したのかはわからないらしいが、何となく「砂漠の最前線に暮らす男たち」みたいな固定観念を崩してもらえた。
 ……そもそも、当時はあのあたり、砂漠じゃなかったらしいね。

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2005.01.03

明けましておめでとうございます

 本サイトの方もどうにか更新できた。
 今年はもう少し気軽にちょこちょこ更新することを目標にしよう。
 と言うことで、本年もよろしくお願いします。

P.S.
 「大兵馬俑展」、行きそびれた…………。

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