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2004.04.06

知り得たのは人の無知のみ

 先週末になるが、ロード・ダンセイニ『ペガーナの神々』の再読を終了。
 数年前に古書店で手に入れていたのだが、かなり状態が悪かったので今度のアンコールフェアで出たのを買い直した。

 <宿命>と<偶然>の賭けの結果で生まれた神々、夢見て眠る創造主が目覚めるまでの、神々の慰みのために作られた世界、そこで神々の戯れの相手にされる人間達。
 そして、ひたすら知識を求めてむなしき探求に身をすり減らす予言者達。
 希望を持った話もあるのだが、全体を支配する「むなしさ」を覆すにはまるでいたらない。

 同じ「創作神話」であっても『シルマリルの物語』とは、根本的にベクトルの違うものなのだよな。

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