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2004.03.07

理想化される風景

 以前、古本屋で購入していた中野美代子『奇景の図像学』を読了。
 洋の東西を問わないネタの広さはいつも通り。この本では風景や地形の意味を、主に庭園や図像から読み解く論考やエッセイをまとめてあって、いわば「人の手で加工された風景」に関する話題が中心になっている。
 自分としては、庭石で作る仮山や泉水を配し、たとえ自然に囲まれていてもそれを幾重にも囲い込んで作られる中国の庭園の思考を知ることが出来たのが今回の収穫。
 とはいえ、こういう「感覚」や「思考」ってのは、知ることが出来ても体得するところまでいくのは難しいものなんだが。

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